空想世界の全貌

空想世界を、空想測量
日本っぽいが、日本ではない世界
この地図は、日本のどこかにありそうな都市を描いていますが、しかしここは空想世界。日本でもないのです。
ただし、夢の国や理想を体現した世界かでもなく、良い面も悪い面もあらゆる現実が滲み出る空想世界です。

あくまで私は「空想測量人」ですが、その世界の創造主ではありません。(詳しくは「空想測量と表現」をご覧ください。)
この世界に対しては、実は何の権力も持ち合わせていません。そのため私の理想を実現するフィールドでも何でもなく、自然現象のなす結果や、世間の人々の営みやその結果を、ただ想像して映すのみです。現実世界の全てを私が知らないのと同様、この空想世界の全てを私も知りません。伊能忠敬も日本の全てを把握したというより、歩いてその地形を緻密に把握したのですが、私もただこの世界に何があるかを空想測量し、小さな頭で想像できる範囲のことを想像しているまでです。

中村市をとりまく環境
中村市の周辺・位置
中村市のあるところは、地球とは別の天体で、日本に酷似した国があり、日本語に酷似した言語を使っているようです。これが、ここで描く空想都市をとりまく世界の全貌です。
この天体を「地球」とは呼んでいますが、この地球とは異なる地球のようです。日本に酷似した内羅国の首都は西京で、西京首都圏の人口は約2400万人(日本の首都圏と京阪神の間の規模)ですが、中村市は西京から30kmほど南下したところにある、人口156万人の核都市です。京南府の府庁所在地であり、政令指定都市でもあります。交通の要衝でもあり内陸であることを考えると、さいたま市に近いでしょうか。ただ、平野が少なく市街地を河川が走り、どちらかというと西京への対抗意識が強い点は異なり、千葉や横浜に近いかも知れません。

西京首都圏全体図

西京首都圏は平地が少なく、京南府はその中でも貴重な平野を抱える地域です。古くは大楽川・日根川がもたらした平野は肥沃な農地となり、高度成長を迎えると、西京首都圏の人口が増大し、工業地帯やベッドタウンとなりました。古くから人口が多かったのは、この肥沃な地と、南方(登州街道)、東方(郡城街道)への街道で人の往来があったことに起因します。中村市はこうした街道の結節点でした。

西京首都圏 人口要覧の一部
上記の人口要覧を読むと少しつかめてきますが、中村市の拠点性は、隣接する日根市、山之口市、京南市に支えられています。国内総人口が15年前から減少する中、おしなべて周辺都市の人口も減少する中、中村市はどうにか全国的な減少率を下回っています。この地域をこれまで支えてきた第二次産業の厳しい現状を映しているとも言えるでしょう。

中村市のアウトライン
中村市章
北部の大楽川沿い(北区)は工業地帯で、内興自動車をはじめ多数の大工場を抱えています。西部(有木区・琴橋区西部)はもともと丘陵地帯ですが、高度成長により首都圏人口が肥大化する中、住宅地として開発されました。南部の牧沢区や東部の詰久区も類似の事情を抱えています。中心地は平川区ですが、旭田区も第二の中心地と言えます。もともとは平川区を中心とした旧中村市と旭田区を中心とした旧旭田市が別個に存在し、1940年に合併し、中村市が誕生しています。

中村市の市街地
中村市の都心は第一に平川(図左)、第二の都心として急速に発展してきたのが、平川の西にある中村駅周辺です。平川はもともと街道の結節点で繁栄しました。城下町としての歴史は浅いですが、帝国施政までの150年間まで城下町となっています。(平川城は現在広善公園になっています) 中村駅は当時の古川村に開設され、駅前はいくつかの大工場がありましたが、現在では全て再開発されています。なお、両市街地とも平川区にあります。

もともと平川より歴史が長く、城下町としての歴史が古い旭田区は、以前(500年ほど前の、約80年間ですが)都だったこともあります。帝国施政前後は古都である面影も薄くなっていましたが、近代化の流れとともに力を付けた当時の旭田市は、古都としてのアイデンティティを取り戻すべく市街化し、集客力を取り戻しました。しかし近年の飽和経済や西京への都心回帰、中村市内の平川への一極集中で空き店舗も多いのが現状です。旭田はリ・デザインする段階に入っていると言えるでしょう。

また、南北の幹線の道路(登州街道)と鉄道(南水本線)が交差する点にある街が出ノ町です。もともと小さな市街地でしたが、敗戦後のヤミ市が発達して急速に市街化しました。そのため、特に南口(西急出ノ町駅周辺)は広い道を整備するタイミングを失い、北口は風俗街となっています。

その他、住宅開発公社主導で進められた西中村ニュータウンの拠点、新中村や、新たな郊外の交通結節点、詰久等も中村市では副都心として位置づけられています。

中村市の公共交通網
国鉄(Nyrail)や私鉄(中村電鉄、西京急行)が、中村市と西京市、ほか周辺各都市を結んでいます。なお、市内には地下鉄が2路線走っています。また、鉄道路線やダイヤについては調査中です。調査員は「万物収集報告」メンバーでもある風の回廊さんです。
鉄道時刻表(中村電鉄)※調査中
調査の進捗や結果は随時こちらで報告します。

また、市内は多数のバス路線が走っています。中村電鉄、中村交通、京南バス、西急バスの4社が乗入れ、全体像をつかむのは非常に複雑ですが、バス会社を横断し、本数によって太さを変えた路線図を現在作成中です。
中村市内バス路線図の一部

中村市の周辺については、徐々に明らかになっています。中村市および周辺の情報は「地図から読むエピソード」「中村市の日常(チェーン店)」をご覧ください。

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